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山崎 彌三郎; 山口 勝治*
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(4), p.245 - 255, 1979/00
被引用回数:46空気と水とを用いた円管内の並流下降流で、流動様式の観察およびボイド率と摩擦損失の測定を行った。下降流に特有な濡壁流のほか、上昇流と同じ種類の流動様式が観測された。これらの流動様式を、上昇流の場合と同じ変数を用いた流動様式判別線回で表示した結果、下降流では気泡流として存在する範囲が狭いという特徴が見られた。下降流でのボイド率と摩擦損失の一般関係式は我々が上昇流について成立することを確かめている。/(1-)(1-K)=/1-と=(1-)を用いて求めた。(=ボイド率、=気体体積流量率、=倍増系数)。KとZとを本研究並びに他の研究者のデータから求めた結果、K=2.0-0.4/〔≦0.2〕;K=-0.25+1.25〔≧0.2〕、Z=0.90を得た。